加湿機は、加湿の方法によって大きく二つに分けられます。
加熱式と気化式です。

どちらにしようか迷われる方の多いのでは？

加熱式と気化式、その長所と短所をご紹介しましょう。

加熱式は、その名のとおり、
水を温めて 蒸気によってお部屋を加湿するものです。

やかんでお湯を沸かしていると、
湯気が出てきますよね。 あの原理です。
水をお湯にするのですから、
その分消費電力が大きく、電気代がかさみます。
水を入れておくタンクや吹き出し口に
水垢がたまってしまう場合があるので、
こまめなお掃除も必要です。

でも、即効性がありますから、
お部屋の湿度を直ぐに 上げたいときにはとても便利です。
湯気が見えるので実感も沸きます。

気化式は、加湿された冷気がでて来るタイプです。
ホテルに宿泊したとき、 乾燥が気になって
ぬらしたタオルを掛けたことはありまえせんか？
それが気化方式です。

こちらは、電気代が安く済みますし
熱くないのでやけどの心配がありません。
しかし、気化式の加湿は室温に大きく影響されてしまうことと、
冷気を放出するので、室温を下げてしまう心配があります。

パワーがあってその上省エネなのがハイブリッド方式です。
ベースは気化式ですが、 水を含んだフィルターに温風を当てて送風するので
加湿のパワーもあり、水を温めるわけではないので
それほど電力もかかりません。
湿度が安定してくると、送風のみに切り替えて使えます。

必要に応じて、「温風と送風」どちらでも使える便利物です。

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